古材屋になった理由

私が「古材屋」をはじめたのは「古材を売りたかった」のではありません。
「日本の木の良さを伝えたかった」のです。
それには「国産の木材の良さを現すのに【古材が最適】」と考えました。

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日本は世界で第3位の森林国です(1位スエーデン・2位フィンランド)
しかし国産木材の自給率は僅か30%程度です。

何故「国産木材が使われないのか?」
多くの方が「国産材の価格が高いから」と言われます。本当でしょうか?

50年掛けて育てた杉の原木価格は柱材で1本500円程度です。
高いと思いますか?私は安いと思います。
住宅には柱材とそて100本程度の木を使いますから・・・

1軒で5万円程度ということになります。高いでしょうか?
(製品にすると3倍〜4倍の価格になりますから柱材は1500円〜2000円前後になります)
その原木1本600円で買って欲しいのです。

そうすると日本の山は元気になります。
柱製品価格をあと100円高く買って欲しいのです。
木材代金の全てで計算しても原木価格を2万円高く買って欲しいのです。

私は「日本の木の良さを伝えたい」のです。
「【古材】の良さを知って頂くことで材木屋さんが元気」になります。

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そして「日本の山が元気」になり、森林が活性化され
未来の子ども達に美しい日本を残すことに繋がります。

繰り返しになりますが【古材を売りたい】ので【古材をスタートした】のではありません。

ですから私の所属する「グリーン建築推進協議会」では
「国産の新しい木材で住宅を建てた時に50年後の買取保証精度」
を行っています。50年後の古材をつくります。

多くの方に「木の本当のことを知って頂きたい」そう思っています。