「二地域居住」とは、
都市部と地方など、2つの地域に生活拠点を持つライフスタイルです。
例えば:
・平日は都市部で仕事、週末は地方で過ごす
・季節ごとに居住地を変える
・リモートワークを活用して柔軟に移動する などが考えられます。
そこに住民票があればいいのでしょうが
現在の日本の制度では、第2住民票という制度は正式には存在しません。
住民票は原則として生活の本拠地(主に生活している場所)に1つだけ登録できます。
二地域居住者は、
実際には複数の地域で生活しているにもかかわらず:
・住民票がある自治体でしか住民サービスを受けられない
・地方税は住民票のある自治体にのみ納める
・滞在先の自治体への貢献が制度上認められにくい の問題点があります。
地方自治体では二地域居住を促進するために:
「ふるさと住民登録」を行なっています、
住民票がなくてもその地域と継続的な関わりを持つ人を
「関係人口」として登録する仕組みです。
・その地域の出身者
・二地域居住をしている人
・頻繁に訪れる人
・その地域に関心がある人 などが対象になっています。
受けられるサービスは様々です。(事例は多数あります)
・広報誌や情報の提供
・地域イベントへの優先案内
・公共施設の住民料金での利用
・特産品の割引
・避難所の利用(災害時) など・・・・。
国は地方創生に観点から「第2住民票」の導入を検討しています