第21回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)がパリで開幕しました。
約200カ国・地域が参加し、
安倍晋三首相やオバマ米大統領、中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領ら
約150カ国の首脳が出席。
地球温暖化対策に後ろ向きだった米中が12日間の議論を主導します。
日米や中国など20カ国は温暖化対策への研究投資を倍増する方針を表明。
途上国を含めた全ての国が温暖化ガス削減に取り組む枠組みの合意を目指します。
京都議定書(1997年 COP3)では先進国だけが温暖化ガス削減を掲げ
最大の排出国・中国や、4位の・インド、5位のロシアは参加せず
(ちなみに日本は6位)
2位のアメリカは批准しなかった為「有名無実」になっていました。
今回日米仏と中国、インドなど20カ国は、
クリーンエネルギーの研究開発に対する政府投資を今後5年間で
現状の計100億ドル(約1兆2000億円)から2倍に増やし
コスト高で普及が進まないクリーンエネルギーの革新を促し、
温暖化のペースを抑える起爆剤にすることを発表します。
先進国と途上国は温暖化の責任を巡り、対立を続けています。
新興国は先進国が温暖化を引き起こしたと批判し、
先進国は温暖化ガスの排出量を急増させている新興国にも応分の責任を求めています。
ここが「COP21の成否の分かれ目」となります。
そしてもうひとつ
「京都議定書のように拘束力がなければ信頼性がない」ため
「法的な枠組みが出来るかどうか?」が鍵となります。
来年度から
「日本は「チームマイナス6」(鳩山さんの「マイナス25」はまあ笑い話として)から
新たな動きがスタートすることになります。
私は「木材の再活用(炭素の固定化)」で貢献できるよう
国・行政に働きを強めていくつもりです。