今年も「炭素の森」運動

「炭素の森運動」として24時間テレビへ

炭素の森の運動とは

地球温暖化防止対策として、古民家などの木材を廃棄する事無く再活用する為に
グリーン建築推進協議会が事務局となり
全国の 一般社団法人古民家再生協会並びに伝統資材再生機構が
イベント会場などに募金箱を設置。
24時間テレビの全国の会場に募金箱を持 ち込み啓蒙活動をおこなっています。

「樹」(木)は光合成により、二酸化炭素を吸収し、酸素を排出します。
「樹」は建築資材として伐採され、「木」となります。その段階で光合成は行わ れなくなり、
「木」には吸収した二酸化炭素を炭素として蓄積しています。
木を形作っている成分とは炭素と水素が大量に組み合わさった、セルロースという物 質なのです。

総務省統計局 政策統括官の平成20年度データによると
昭和25年以前に建築された木造住宅は、現在約1,493,400棟残されています。
これを 二酸化炭素の保有量に換算すると、「ブナ」の木1,941,966,666本分(
194,196万本分)分の1年間の二酸化炭素吸収量と同じです。

「古民家」を解体して廃棄するより、解体することになっても
「古材」を伝統資財とし再活用することは、環境にいいことは数字の上からも明らかになっています。

この地球を未来の子供たちのために残していくために、古民家などに使われている。

木材=古材(kozai)

を廃棄物として処理するのでなく、そのままの形で使うことで二酸化炭素の排出を抑え地球環境を守っていきます。

200年住宅の考え方。人が、文化のある生活をするかどうかに関わってきます。
私たちはこう考えます。同じ値段なら、文化を残す方にお金を使いましょうよ、と。
多くのモノは経年変化で劣化します。家もそうです。しかし経年変化で味わいのでるモノもあるのです。

そして大きく環境にも貢献します。そして、その味わいとともに生きることが未来の子供たちに地域を残すということなるのです。