「伝統構法」を「数字で管理する」ことは不可能です。
各地それぞれの「伐採される木材」と「気候風土」ならではの
大工さんの「知恵の結集」が「古民家」です。
今の「建築基準法」のような形で
「全国統一で数字で管理する」は不可能です。
私達は「その基準」を数値でしようとは考えてはいません。
一定の目安を作りますが
それぞれの地域で議論して完成形を模索して頂きたいと思っています。
「全国古民家再生協会連絡会議」でその基準は作ります。
そして各地の「古民家再生協会」で
「古民家鑑定士有資格者」と共に地域の事情に有った「施工方法」を議論します。
それをまとめることを近い将来していきます。
きっと「古民家リフォームの唯一のマニュアル」になることでしょう。
昨日は「再築基準検討委員会」(藤木委員長)
全古連役員会
を午前・午後で開催。
新しい基準を創りあげていきます。
その中の幾つかを紹介・・・・
■ 2月の全国会員大会には「再築基準・省エネ」を発表します
日本断熱住宅技術協会、土屋代表理事(東洋大学名誉教授)にもご参加頂き
「伝統構法の省エネ基準」を創りあげます。
■ 2月の全国会員大会の日程が決まりました。
平成27年2月20日(金)永田町海運クラブにて開催
前日には「古民家ネットワーク全国オーナー会議」が開催されます。
■ グリーン建築基準が大きく変わりました。
新築は【新民家】として、リフォームは【古民家再築】として認定
基準を簡素化して多く認定出来るようにします。
これを「日本の夏・古民家の夏」にて発表させて頂きます。
全古連役員が「秋の地区会員大会」でご報告させて頂きます。