付加価値

インフレが進んでいます。
久しぶり近くのスーパーに行って卵を買いに行ったのですが
178円で「あまり高くないじゃない」と思ったら4個で178円だった・・。

車も高くなりました。(特に中古車が)
建築資材も高騰で坪単価が上がりました。
仕入れ単価をしっかり価格転嫁できている会社と出来ていない会社に分かれています。
価格転嫁できていない企業は
インフレの流れと逆行した価格競争に巻き込まれていずれやっていけません。

消費者の「いくらですか?」この言葉には2種類の意味があります。

1、単純に他社比較のためのひとつの判断基準として聞く「いくらですか?」
2、「なるほど、これだったら価値があるかもしれない」とお客様が感じた後に
お客様が発する「それっていくらですか?」です。

お客様が本当に聞きたいのは、価格やその安さだけではなく、
価格に対して妥当な価値かどうか=「コスパ」です。
いまの時代、値上げは必至でその点はお客様も理解しています。
他社との価格比較に走りすぎて、自社ブランドへの自信を失ってしまう・・・。

多少予算をオーバーしても買いたいと感じて頂く
・価格や機能の単純比較ではなく、「コスパ」を自信もって伝えることができているか?
それが「付加価値率の原点」でもあります。

これからは「付加価値の戦い」だと思います。
それが地方の勝ち残る方法だと思うんです。