「終戦の日」石破総理は
「今日のわが国の平和と繁栄は、戦没者の尊い命と
苦難の歴史の上に築かれたものであることを
私たちは片ときたりとも忘れない。
改めて、衷心より、敬意と感謝の念をささげる。
先の大戦から80年がたち、今では戦争を知らない世代が大多数となった。
戦争の惨禍を決して繰り返さない。進む道を二度と間違えない。
あの戦争の反省と教訓を、今改めて深く胸に刻まねばならない」
と述べました。そして
「この80年間、わが国は一貫して、平和国家として歩み
世界の平和と繁栄に力を尽くしてきた。
歳月がいかに流れても、悲痛な戦争の記憶と不戦に対する
決然たる誓いを世代を超えて継承し、恒久平和への行動を貫いていく。
いまだ争いが絶えない世界にあって、分断を排して寛容を鼓し、
今を生きる世代とこれからの世代のために、よりよい未来を切り拓く」
と述べています。
石破総理は「反省と教訓」について
「すべての戦没者に心から哀悼の意を表するとともに、
先の大戦から80年が経過し、戦争を知らない世代が大多数を占める中、
改めて悲痛な戦争の記憶を世代を超えて継承し、
戦争の惨禍を決して繰り返すことなく、
これからも世界の平和と繁栄に力を尽くしていくということ
反省の上に教訓があると思っており、ある意味で一体のものだ。
これまでの政府の見解、考えと変わるものではなく、
あのような戦争を二度と行わないために、
その反省と教訓を改めて胸に刻む必要があるという趣旨」
と説明しました。
式辞で「反省」ということば使われたのは2012年野田総理以来です。
政府関係者は
「二度と戦争は起こしてはならないという決意の表れであり、
アジアの国々へのおわびを強調するものではない」と説明しています。
小泉農林水産大臣と加藤財務大臣は靖国神社に参拝しました。
高市前経済安全保障担当大臣や小林鷹之元経済安全保障担当大臣ほか
超党派の議員連盟のメンバー52人も参拝しています。
私は「右」「左」はあまり思わないのですが
「反省するところは反省し」「先人に敬意を払う」ことでいいのではないか?
そう柔軟に考えています。(怒られるのでしょうか?)