特定地域づくり事業協同組合とは、
人口が急減している地域で、
農業や商工業などの地域産業の担い手を確保するための制度です。
地域の事業者でつくる協同組合が、
年間を通して多様な仕事を創出し、移住者などの職員を
各事業者に派遣する仕組みで、国や自治体からの財政支援が受けられます。
石狩市の「浜益区」で視察させて頂きました。
空き家課題解決にこの協同組合の仕組みは有効です。
そこに産業が生まれて、住居が必要になります。
事業者さんが2軒づつ空き家を買って、関係人口として浜益区に来られた組合員さんに
空き家を改修して住んで頂いているそうです。
まずは1年仕事して頂いて「移住」が生まれています。
今回は京都から永井さん、香川から大西さんと一緒に視察させて頂き
これからの空き家課題解決に有効な手法として学びました。
空き家課題解決に「空き家をモノ」としてみていたらその課題は解決しません。
空き家をどう活かすか?産業を育てて、
関係人口を増やしていくことに空き家を有効活用します。
これからのまちづくりに「有効な手段」を手に入れることが出来ました。