伝統を残す・・・勇気

藤居醸造合資会社 藤居淳一郎(無限責任社員)

と一般社団法人伝統素材伝承支援協会 鳥越宣宏(理事長)

の対談を取材させて頂きました。

写真 のコピー

田舎の小さな会社のこだわり

対談抜粋
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藤居 今まで「日本酒」には季節感有る商品が有ったと思いますが、焼酎の

   業界ではそれが無かったんです。ですから「寒い時にお湯割りにして

   美味しい麦焼酎を造りたいと思いつくりました。当社の【特蒸泰明】の

   奥深い味わいを残しつつ軽やかな香りとキレの良さを追求しました。

鳥越 確かにお湯割りにしたら丁度よかった。

藤居 今回夏用に「ふんわり涼やか【特蒸泰明】」を造ったんです。アルコール

   を19度に押さえて、氷を入れてロックまたは冷蔵庫に入れて

   ストレートで飲んで頂けると食事も楽しんで頂けると思います。

   多くの方は「お酒は食事と共に楽しむもの」でしょうから、その季節に

   合う麦焼酎が有ったらいいと考えて造っています。5000本程造った

   のですがおかげさまで人気商品で品切れ状態が続いています。

鳥越 この「ふんわり涼やか【特蒸泰明】」のラベル透明の瓶の向こうに金魚

   が見えるんですね。涼しそうですよね。

藤居 季節感が出て「店のインテリアにもなる」と多くの割烹などで喜んで

   頂いています。

鳥越 このようなアイディアは藤居さんが考えるんですか?

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「伝統の住宅 (ジャパトラ)6月号」楽しみにして下さいね。