古民家再生協会と空き家アドバイザー協議会の歴史

「一般社団法人全国古民家再生協会」がスタートして16年。
その前身は「グリーン建築推進協議会」で
「古民家という言葉がなかった頃から(昔は古家(ふるいえ)と言われていた)」で
「古家は耐震性がないから壊して新しくした方がいい」の時代です。
(未だにそう言う人もいますが・・・)
2011年「観光立国日本」が言われ始め、古民家はその中心となり
古民家再生協会は2018年「国土交通省のリフォーム事業者団体」にもなりました。

そして「その古民家には空き家が多い」ということで「古民家再生協会が事務局」として
「一般社団法人空き家アドバイザー協議会」が2019年に設立されています。

当時空き家は「流通」か「解体」が主で「その利活用」は言われてなく
これも最初は「古民家再生協会が古家をやりだした」と言われました。

私たちは「空き家問題」ではなく「空き家課題解決」の旗を上げて
その解決には「自治体毎にワンストップチームが必要」と自治体毎の事務局で
資格制度
・空き家課題を学ぶ「空き家課題トータルコンサルタント」
・その利活用を観光視点等から学ぶ「サステナブルなまちづくりプランナー」
をスタートさせています。

僅か6年前ですが「解体特措法」「空き家バンク」だけで
スモールコンセッションでの「空き家古民家の利活用」は無い時代の話です。
全国の自治体で古民家再生協会の会員が
「事務局を務めて地域の空き家課題解決」をしていこう
そして
「ワンストップのチームを構築する為に講習試験・例会・じゃぱとら配布」
を行い始めました。