今月も50名以上の建築士の方が「伝統構法の再築基準」を学んで頂きました。
「伝統構法のリフォームに関する基準」はありません。
ほとんど確認申請はしませんから「大工さんの勘に任せる」場合が多いです。
それでいいのか?それが「伝統再築士」をスタートさせた原点です。
この「伝統再築士」は
昨年からスタートした「再築基準検討委員会」が提言した基準から作られており
昨年度は【耐震基準】
本年度は【省エネ基準】を作っています。
来年度は【劣化対策・維持管理基準】を作り
国の定める「長期優良化リフォーム」に合わせた
新しい考え方(基準)を提言していきたいと思います。
【市場創造】は大変なことですが大きな挑戦にはやりがいも有ります。
全ては「日本の住文化を残し、活かし地域と未来の子ども達の為」
でもあるのです。