ー2位 「古材卸売業」の確立ー
材木屋だった私は「新しい木材(外材が多い時代)」を多く販売していました。
2000年循環型社会形成推進基本法が制定され環境の時代に入り、
よりニッチな商材を探して「ふるざい」と言われた「古材ビジネス」に参入しました。
その市場は徐々に拡大したのですが「参入障壁」は作れないまま・・・。
「古材倉庫」は成長していきました。しかし「参入障壁ない」のですから
ビジネスは成立することなく多くの方が「古材」を無法地帯の中で取り扱うようになりました。
グレーな市場の「古材」から
「古材を取り出す古民家(当時はふるいえと言われた)の市場創造」に取り組み
「古民家の安全と安心」を追求して、「古民家再生協会」は
国土交通省から認められ今では「オンリーワン・ナンバーワン」の組織となりました。
しかし「古材」は私のビジネスの基本・・・「参入障壁ある古材ビジネス」へ
今年、環境省に所管官庁になって頂き「古材」の市場創造がスタートしました。
総務省の産業分類に「古材卸売業」が書き加えられ、業界団体が出来たのです。
来年度から「古材は新しい時代」を迎え「古材倉庫」はその中心となるはずです。
「古材の安全と安心の基準」を追求した参入障壁高き「古材倉庫」の誕生です。
「古材」は20年遅れで環境の時代に
「古民家現地再生」と共に「古民家移築再生」事業は着実に成長していくはずです。
追伸
昨夜はXmasイブでした。
挑戦した1年が終わり・・・また新しい1年に向かいます。