私は「ミミズ」
経営者として私を何にたとえるか?
「私はミミズ」
ミミズのもたらす恩恵は非常に大きく
硬い地盤も掘り進み、ほとんどの植物が育ちやすい土に変えてくれます。
団粒構造という、フッカフカの土に出来るのです。
ちなみにあんなフニャフニャのミミズが硬い地盤を掘れるのは
静水力学的骨格を持っているからです。
簡単にいうと、体液の水圧を高めて身体をカチコチにしているのです。
すごいですよね。
なにもないところを進み、通ったところが道となる。
その道には豊かな土壌ができ、
そこへスタッフが種を撒き、刈り取り・・・と続いていく。
文字通り、開拓者が経営者であり
同時に、自社のインフラを築くのも経営者なのでしょう。
企業風土とも言えます。
既に他のたがやされた土壌に進んでも実りは少ない。
経営者の仕事は新たな土壌を開墾していくことなんだと思います。
冷えた土壌は、きっと人々の悩みです。まずは冷えた土壌を探していきます。
ほとんど肥えた土壌の中でもきっと冷えた部分はあるはずです。
そこを我が土地としてしまえば新しい植物が芽吹き、刈り取りが出来るはずです。
私は次のところへ移る前に
今のインフラを右腕のミミズに任せられるようにしないといけません。
しかしきっとこれも長くて三世一身。盛者必衰。
墾田永年私財法は存在しないと思います。
だから、私たちは絶えず次の冷えた土壌を探して
日々移動と挑戦を繰り返していくべき宿命の生き物なのかもしれません。
退屈しない人生には間違いありません。私にとってはこの上ない環境です(笑)
私は改めて「常に開拓者であろう」と思っています。
本日から「50年後の古民家を造り大工棟梁の育成と未来の子ども達の為」に
【一般社団法人全国新民家推進協会】の活動をスタートさせます。
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