古民家鑑定士の東京例会

全国各地で古民家鑑定士が毎月集まり例会を開催しています。
昨日は東京で例会です。

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昨日のメインは山本会員の「古民家移築の実例」講演

それを元に
・木の乾燥

・伝統構法の耐震  など

懇談会まで議論伯仲でした。

建築家は「伝統構法の耐震を【数値】で現そう」とします。
その【数値】を安定させるために
安定した「建築資材」と「安定した工法」をとろうとします。

そもそも「伝統構法」は「伝統資財」を使いますから
建てた時から「徐々に強度が増してくる」もので「新建材」とはそこが違います。
また職人の技術で「その強度は年月ともに増してくる」ものなのです。

それを「建てた時の【数値】」いえ多くの場合「図面での【数値】」で図ろうとします。
そこに「基本的な無理がある」

私は「先人達の知恵・経験・実績」も判断材料にしたらいいと考えています。
それを【数値だけ】に頼るのは間違いではないか・・・と思います。

「日本の住宅の伝統・文化」を継承していく・・職人の技や伝統資財を活かすこと

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それがこれから必要だと思います。
そんな議論

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答えは無いのですが・・・・・・
消費者に選んで頂けるようにコツコツ活動をしていきたいと思います。

今週は「長野」「岐阜」でも例会お伺いさせて頂きます。