フォルクスワーゲンに学ぶ

フォルクスワーゲン(VW)社が
不正をしていたというニュースが世界中に発信されました。
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「ディーゼル車」は主に商業車の
トラックやバスなどで使われている駆動機構の車です。
これが「燃費効率が良い」ということで世界中で人気があります。
日本では数年前に「石原都知事」が
ペットボトルに真っ黒なすすの入ったペットボトルを振り回して
「大気汚染の元凶だ」だとパフォーマンスをしました。
その後「NOX規制」という決まりを設け、
一定の基準を満たす車だけ自動車の所有及び走行を認めるということから
また人気が出てきました。

今回アメリカでの不正は簡単に言いますと、

「アメリカではどんな乗り方、何年持っていたとしても、
この排ガス検査基準を満たさないとダメですよ」という基準に対し
VW社は「その場しのぎ」の操作を車の制御ユニットに仕組んでいた。

ということのようです。

これは組織的な工作ではないです、とのVW社の見解ですが、
不正車の数が世界販売台数の1,100万台超というのですから驚きです。

組織的でなくほんの数人のエンジニアの仕業で1,100万台…。

まずありえない話です。経営者の怠慢だと思わざる得ない。

今回の不正の要因はアメリカの規制の厳しさという面もあるようですが、
売上至上主義、「わが社は世界1,2位の会社だ!だから…良し!!」
という姿勢だと間違いもおき易いのだと思いますし、
会社組織が大きければ大きいほど、その王者としての油断が
命取りになるのかもしれませんね。

ヨーロッパでも不正発覚!!
坂を登るのは時間も掛かるが、下るのは早い・・・・
役員を即変えて収拾を図る・・・
責任の取り方としては「これです」よねぇ。
「日本企業も見習わなくちゃ」(笑)