これからの景気動向をどうみるか?
- 2016.01.27
- 雑学
日経平均株価16,708.90前日比 -402.01
世界の株安が止まりません。
・中国経済の失速
・米国の利上げ
・原油価格の下落
・中東マネーの引き上げ
・円高
様々な要因が挙げられますが
世界経済が失速してきているのは明らかです。
『現在の株価は、数ヶ月先の経済状況を表す指標』
とも言われます。
数ヶ月先に日本経済が冷え込んでいる可能性は大いにあり得ます。
ここにきて、不動産に対する融資が出にくくなってきました。
金融庁からも銀行に対して
不動産融資の厳格化を指摘してきているという噂もあります。
リーマンショックの時も金融緩和で市場にお金がダブついてくると
不動産にお金がドンドン流れ、不動産価格が上昇しました。
最終的には不動産価格の上昇を抑えるために銀行が融資を抑えたため
流動性がなくなり、不動産向け融資のデフォルトが発生。
リスク回避のために企業向け融資も縮小しました。
同じことが起ころうとしている気がします。
きっと
銀行はこれから数ヶ月で中小企業向けの融資に消極的になります。
参議院選挙もありますから自民党も新たな保証制度等を設けて
中小企業への貸し渋り対策を行うことが予想されます。
天気の日に傘を貸してくれても
雨の日には傘を貸さないのが銀行と言われます。
この3月が一つの節目です。
追伸
もうひとつ、地方銀行を中心に動きが加速してきた
金融機関の再編も大きな問題です。
比較的、融資に積極的だった各銀行の合併は
融資金額の総量に大きな影響が出てきています。