時代は「持続可能な循環型社会」に移り変わりつつ有る

2013年12月16日

「寿命」に関するメルマガを東京の山本会員から頂きました。
以下 一部引用です。

寿命(じゅみょう)とは、命がある間の長さのことであり、生まれてから死ぬまでの時間のことである。
転じて、工業製品が使用できる期間、あるいは様々な物質・物体の発生・出現から消滅・破壊までの時間などを言うこともある。
(「寿命」Wikipedia より転載)それぞれに寿命はあります。

・コンクリート 約100年
・橋      約60年
・高速道路   60年以下
・道路の白線  2~3年
・下水道    50年以下
・墓石     100年以上
・消防車    最長20年
・新幹線    約15年
・船舶     最長50年
・飛行機    約20年

では人間は???

実は人間の平均寿命の延びは凄まじいのです。
縄文時代の平均寿命は12歳。(最長で30歳位)
明治時代の初期でさえ男女共に30台半ば。
1950年で男性が59.57歳、女性が62.97歳
2010年で男性が79.59歳、女性が86.35歳
公衆衛生のインフラ整備が進んで、伝染病で亡くなる人が激減したのが、平均寿命が延びた最大の要因です。

さて、住宅はどうでしょうか???
日本の平均住宅代替周期でいくと現在は30年です。
その多くが戦後の高度経済成長時代に建てられた住宅です。
その当時は、住宅を長く持たせるという考えは残念ながら無かったのではないでしょうか。
品質の良いとは言えない資材を活用したり、施工技術が伴わない業者による施工など色々と
要因はあると思います。
しかし、今の住宅も30年が寿命かというと、そうでは無いと思います。
何が大事か・・・。
「メ・ン・テ・ナ・ン・ス」です。
古民家がなぜ残っているか。
素材がいいモノを使っているからか?
それだけでは無いと思います。昔の人たちは家を大切に守ってきました。

手入れを怠りませんでした。メンテナンスをしっかりしていたんです。
古民家だってメンテナンスをしていない場合は、朽ち果ててしまいます。
現代の住宅もしっかりメンテナンスをすることが大事です。

そして家作りの大切な事をしっかりと学ぶことだと思います。
なんでも愛着をもてば、大事にしようと思うはずです。(以下 省略)

DSCN2326(再築大賞応募作品より)

時代は「持続可能な循環型社会」に移り変わりつつ有ると確信しています。