あれだけの選手になるには、当然並外れた素質もあったと思いますが、
コーチに「マイケル・チャン氏」が就任したことが
大きかったと多くのメディアに取り沙汰されました。
松岡修造氏ではあそこまでは行かなかったかも(笑)
コーチは英語で『COACH』元々は馬車の意味です。
COACHというブランドも馬車のエンブレムです。
『大切な人を目的地まで連れていく』ということから、
現在のスポーツのコーチのように指導者的な意味で使われることが多くなりました。
でも本当は指導者というより、補佐役と言えます。
どんなにコーチが頑張ろうが、
自分自身がしっかりと目標をもって「歯を食いしばって」頑張らなくては何もなりません。
真剣に取り組めるように押したり、すかしたり、誉めたりしながら、
とにかくモチベーションを保たせてゴールまで連れて行きます。
それで思い当たるのは「東進ハイスクール」
完全に学習プログラムが確立されていますからなんと、
塾に先生はいません。パソコンだけ。いるのはコーチ。
生徒から学習に関しての質問は受けてはいけないことになっています。
どうしても質問がある場合は、コールセンターに連絡を入れて質問します。
でも、殆ど無いんだとか。。
ここが確立された学習プログラムの凄いところで
分からないことがあるということは、今のレベルに達していないことになるので
ひとつ前か、その前に戻ってやり直すという指導をコーチは行います。
つまり、『戻りなさい』と導くということ。
これなら、先生が要らないのでドンドン塾を開講していけます。
少子高齢化で学生減、予備校各社がリストラを行う中、
東進が勝ち続けるのにはそんな理由があったのです。
スポーツも勉強ももちろん仕事も自分が努力しなければ結果は生まれません。
様々な分野でコーチビジネスは有効ということになります。
コーチがいないと、易きに流れてしまいます。
私は1月から「古民家ネットワーク」内でコーチビジネスを兼任します。
私の仕方は【出来るでしょう!】と無理難題を投げかけることかもしれません。