「住育」を考える

     

「古民家鑑定士」の市場拡大を推進していく中で
『古民家』の市場創造は確実に出来てきました。
国の施策も「不動産流通」や「住宅の長寿命化」 に移っています。

その中で「住育」は何か?

私は「住まいてが学ぶこと」の重要性と考えています。

「住宅」は「作り手」が考え、消費者に伝える・・が現状です。
「住まい手」は 提案を聞く・・・それに疑いを持ちません。

今の「長期優良住宅」が長期には対応出来ない・・・
多くの建築家がそう思っていますが。。。言えません。

昔、アスベストを住宅に使っていた頃・・・
多くの建築業界の方は「身体には良くない」と思っていました。
壁のクロス等のノリも同じです。
今の「KD材」(強制乾燥材)も同じです。

問題になるまで・・・大きな声では言わない(言えない)

今の「住宅文明」はいいところがたくさん有ります。
しかし今(住宅が完成したとき)も大事ですが
「10年後、20年後も大事」
そういう意味では「スマートハウス」ももう少し消費者視点「住まい手」視点で考えた方がいいかも・・・
今のスマートハウスの技術で30年後に住宅はどうなっているのか?

「住育」が消費者の住宅作りを考える一つのきき掛けになれば ・・・
大きな買い物で「しまった」と感じることが少なくなるかも・・・そう思っています。

「古民家」=「日本の住文化 」から学んだことを伝えさせて頂いています。