5月31日は古材の日でした。
「こ(5)ざい(31)」という語呂合わせでもありますが、
単なる記念日ではありません。
古材という言葉に込めた価値を社会に広く伝え、
古いものを壊して終わりにするのではなく、活かして次につないでいく。
そんな想いから生まれた日です。
私たちの原点は、この古材事業にあります。
2000年、まだ今のように古民家や古材の価値が広く認識されていなかった時代に、
古材の再利用を通じて持続可能な循環型建築社会をつくろうという考えのもと、
この事業はスタートしました。

当時は、古い家が解体されれば、
そこに使われていた木材も当たり前のように廃棄されていました。
しかし、長い年月を経た木材には、
新材にはない強さ、美しさ、味わいがあります。
この古材事業を原点に、古民家鑑定、古民家再生、
空き家対策、住教育、まちづくりへと活動は広がってきました。
そして今、古材の価値は文化や風合いだけではありません。
環境問題への対応が求められる時代の中で、
建物を壊して捨て、新しくつくることを繰り返すのではなく、
今ある資源をどう活かすのかが問われています。
LCAの視点で見ても、古材を活用することは、
資源採取や製造、廃棄に伴う環境負荷を抑えることにつながります。
だからこそ今もなお、古材市場の創造に向けて動き続けています。