古材鑑定士のスキルアップへ行脚

千葉で「古材鑑定士」講習&試験
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国立社会保障・人口問題研究所の将来推計によると、
2060年には2.5人に1人が 65歳以上になると見込まれています。
特別養護老人ホームに入所できない待機者数は 52万4000人に達しており、
早い段階から在宅生活を意識した 老後設計の立案が必要な時代です。
現在リフォーム市場の過半数は、
水回り機器の修理・取り替え需要が占めています。

住宅のリフォームでの在宅生活はこれからの時代の流れ。
・「 断熱リフォーム」
・「バリアフリーリフォーム」
・「 耐震リフォーム」など
住宅リフォームポイントはそれぞれのリフォームで付与されるようになります。
水回りのリフォームのみを扱っていた事業者は、
性能向上リフォームの提案ができるようにレベルを上げなくてはなりません。

他にもリフォームの問題となっている
「お客様との接し方」や「業務品質の向上」など課題は多いです。
国策と連動した人材育成(職人育成)が必要です。
リフォームはどちらかというと嗜好品、建築業というよりサービス業です。
サービス業で重要なのは『人材』
職人不足や高齢化など「再築リフォームを担う人材をどう育てるのか?」
が今後の大きな課題です。

新築は
大手のハウスメーカーや分譲事業者が大半を手がける集約型ビジネスとなりました。
リフォームはこれから大きく変わる事業です。
リフォームの重要課題である住宅履歴情報を作成するために必要な
住宅診断技術者(インスペクター)など必要不可欠になるでしょう。

【古材鑑定】と【古民家鑑定】
全国の「古民家再生協会」はその役割を担っています。

国による「住宅リフォーム事業者団体登録制度」は、
登録団体に加盟するリフォーム事業者に対して、
情報提供やファイナンスなどの支援策、優遇措置を平成28年度から打ち出します。