第3回目(4年目)となる
平成の大工棟梁検定
構造計算がなかった時代の「“大工さんの腕だけが頼りの家づくり」
家作りは「経験と勘」も大事です。
昔の大工は木が育った場所やその形を見て直感で
「これをどこにどう使ったら家が強くなる」ということが判断しました。
教本や方程式があるわけではないので
「木の材質と組み方次第で木はとても強くなる」は
師匠のやっていることを見よう見まねで
吸収していくしかありませんでした。
「先人の知恵」は教科書では現せないと思います。
ですから「先生」でなく弟子」「師弟」「親方」「棟梁」なんでしょうね。
平成の大工棟梁検定は
10年続けることでその価値が少し出てくると思っています。継続こそ力です。