先を読む力
- 2016.04.09
- 社会公共性
「今年の冬は寒いよ。
寒いから、きちんと下着を着なさいよ」
「はい、わかりました」
と言います。
しかし多くの場合
実際に寒くなってみないと そうしないんです。
本当に寒くなってきた頃は
「寒すぎる」感じで、もう風邪を引いている。
「はい、わかりました」
と言っている時点では暖かいからしょうがないんです。
まだ「見えない」ときに
「どう準備するか?」そこにビジネスの大事があります。
日本の景気は減速します。
これは「今年・来年ではない」かもしれませんが
「東京オリンピック後」は減速します。
その主な原因は「人口減」です。
「一億総生産」で女性・高齢者の活躍があっても
その景気の減速が緩和されることはありますが
成長することは難しいと考えるのが当然です。
2030年に「インバウンド(海外の来日)が6000万人)」
出来ると景気は成長させることが出来るかもしれません。
景気は上がったり下がったりしますが
「問題はそのπ(市場)が小さくなる可能性が高い」ということです。
「国内市場」をターゲットにしている企業は
日本国内での陣取り合戦に敗れると事業は縮小します。
・日本以外で市場をつくる
・他同業種に打ち勝つ
・新しい事業をつくる
・付加価値をつけて利益を出す
これをやらない企業は
「先は寒くなる」
と考えて準備するのが正しい選択だと思います。
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