【住育ライフ】に木材の価格に関してこんな記事がありました。
以下Yahoo!NEWSからの抜粋です。
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奈良県の吉野林業の中心地・川上村で丸太を買った女子がいる。
驚かれた理由には「大きな高価な買い物」をした、ということもある。
なぜなら購入した丸太は、直径30センチ級で長さ4メートルとボリュームは十分。
そして高級材として知られる吉野材……。
相当、高かったのではないのか?
丸太の小口の写真を見ると、少なくても樹齢80年は越える逸品。
太さだけでなく、芯部の赤い色や年輪の目の細かさは、これぞ吉野杉!
と思わせる。これは外材とはわけが違うだろう……。
彼女の親族の反応は、「10万円以上? もしかして何十万円?」というものだったという。
最低でも5万円以上はすると思ったそうである。
私の周りには、「吉野杉だったら50万円以上するんじゃないか」という声だってあった。
だが、吉野杉の価格は、近年下落を続けている。
かつては立米単価が50万円、
ときには1本3000万円などという銘木も出荷されたことがあるというが、
最近では一般材に近づいた。件の丸太の場合は立米単価が約4万円。
この丸太は0,36立米なので、1万4400円だ。この程度なら、個人でも買える範疇だろう。
何も彼女が全財産をはたいたわけではないのである。
世間には木材に対する誤解が多くあるが、最大のものは価格だ。
とくに国産材は高いと思われている。
よくニュースでも「安い外材に押されて……」と語られたり、
「国産材で家を建てたら高くつく」と思い込んだ声が流布している。
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本当のことを多くの方に伝えていきたいと思います。
そして「日本の林業を元気にしたい」と思います。
【住コトNEWS】
だが、実際の価格は驚くほど安い。通常のスギなら、立米単価は1万円前後だ。
1本当たり4000円もしない。少し曲がっていたり傷があろうものなら半値になる。
とくに最近は、円安で外材価格は上がっているから、
外材より安いものも少なくないのだ。