6回目になります。
若手大工育成・・・・笹川さんのお話
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将来大工になりたい子どもが集まる事業
「大工アカデミー」今回で6回目となりました。
私は大工職人が激減していることを危惧しています。
何故「大工さんになりたい若手が少ないのか?」
それは「私たち業界の受け入れ態勢」に問題があると思います。
職人さんは『3K』=きつい・きたない・危険といわれてきました。
それを『新3K』=かっこいい・稼げる・家族に誇れるに
かえていかなきゃなりません。
私は専門学校を卒業後、20歳で大工の修行に入りました。
5年2ヶ月修行して今の大工技術を習得しました。
修行は厳しかったですが楽しかったです。
何より「夢」がありました。
私の家は父大工をしていましたから「その背中」を見て育ちました。
子どもの頃は「大工は嫌だなぁ〜」と思っていましたが
周りから「おまえのお父さんの仕事かっこええなぁ」
とよく言われたんです。
人の住む一生の家を作る仕事、100年住める家を作りたいと思いました。
それは大きな責任ある仕事です。
「寿命30年の家」は私は作りたくありません。
「100年は住むことのでしる長持ちする家」
を造り感謝されたいですから
「住まい手にも共に家について勉強してほしい」と
「大工アカデミー」を開催して、「木の住まい教室」を開催しています。
親と子で木に触れて、木を活かす技術を学んで頂くことで
「家づくりの学びの入り口に入って頂く」
家は「親から子にそして孫に引き継ぐ」ことです。
快適な家はもちろん大事です。
そして資産として住宅の視点も大事ですが
「家族の幸せを感じる空間」が一番大事なことだと私は考えています。
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コトが大事