住教育のすすめ
- 2019.05.10
- 住育
東京東久留米市の「自由学園」
「24時間の生活すべてが勉強」という教育理念のもと、
仲間と共に行う学校生活、寮生活、土を耕し作物を育てる経験等の中で
自ら考え行動する「よく生きる人」を育てていきます。
自由学園最初の校舎明日館の設計は
世界的建築家フランク・ロイド・ライト。
創設者羽仁夫妻の教育思想に共鳴したライトは
「簡素な外形のなかにすぐれた思いを充たしめたい」
設計しています。
昨年先輩が1950年頃生徒・学生が植林し育てた樹で
「自由学園みらいかん」 を完成させました。
このみらいかんのコンセプトは
子育てのあり方や子育てをめぐる環境が多様化する中で
子どもたちの成長にふさわしく、
安心で安全な場所をどのように整えるかという問題は
社会が抱える大きな課題の一つです。
「生活即教育」という自由学園の教育理念を土台とし
「子どもたちが自然によい時間を過ごせる空間」として
「こども・かぞく・みんなが育つこれからの学びのコミュニティ」
として存在することを目指しています。
自分の学ぶ机は自分で造る・・・・(住教育)
自分たちで作った野菜を食べる・・(食育)
「教育には300年掛かる」と
「住教育」を学ぶことの出来る素晴らしい学校と出会いました。
再来年やっと100周年を迎えるそうです。
今年の「住生活月間」には何かコラボしたいと思います。
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