能登復興事業で古民家再生の中心となっている石川県支部
クロダハウスさんがその中心です。
クロダハウスさんの80周年にお伺いさせて頂きました。
創業家から3代続いたクロダハウスさんは社員として41年間勤める
東社長に4代目と引き継がれ、
5代目となる予定の黒田ジュニアはまだ修行で異業種他企業で働いています。
事業を継ぐのは簡単ですが、繁栄させるのは大変難しいことで
2代目が次の代に企業を残す確率は10%以下。
3代目以降では創業者の体験を直接することが難しくなり
創業者の価値観の継承が困難になります。
何故クロダハウスさんが長寿命企業なのか?
黒田相談役ともお話ししたのですが
それは「ひととの結びつきを大事にしているから」だと感じました。
製材業から
高度経済成長時代に「ユーミーマンション」さん
「アパマン」さん、「スウェーデンハウス」さんと組んでます。
そして低成長時代に入って北欧の住宅から学んだ
「持続可能なリノベーション住宅」を「古民家再生協会」との掛け算で
能動的に創り上げようとしています。
自分に厳しく、未来を見据えて、先導する企業から学ぶ姿勢と感謝。
一般的に100周年を迎える確率が低い中
クロダハウスさんの100周年と5代目へのバトンタッチ出来る可能性は高いと思います。