有田焼

佐賀県有田町へ

有田焼の衰退は、大量生産品との価格競争、後継者不足、
そして「日常使いの食器」としての需要低下が主な要因です。
かつて世界に誇った輸出陶磁器も、
安価な海外製品に市場を奪われ、
産地全体の活力が失われていきました。

地域活性化への復活への道として注目されるのは、
デザインと伝統の融合です。
有田焼400周年(2016年)を機に始まったプロジェクトでは、
世界的デザイナーとの協業により新たなブランド価値を創出。
若い世代の作家が現代的感覚を取り入れた作品で国内外の評価を得ています。

また、体験型観光(工房見学・絵付け体験)など、
地域資源としての再定義も進んでいます。

PFI的な視点で行政・産地・デザイン界が連携し、
「世界に一つの工芸品」としての価値を発信し続けることが、
持続的復活の鍵となるはずです。