昨日は大阪で近畿地区の
「ハンドプレカット工場の打ち合わせ会」を開催させて頂きました。
「平成の大工棟梁を育成する挑戦」です。
現在の住宅造りでは「90%前後がプレカット(機械刻み)」です。
【機械刻み】は「品質の均一化」がされますが
それでは(技術ある)地域の大工・工務店さんが
「大量生産するハスメーカー」との差は出すことはできません。
機能性・デザイン性等で差別化するのは難しいですから
【手刻み】で「構造木材の長期対応性」を売りにすることは理想的です。
では「その差をどう消費者に伝えるか?」ですがそれを担うのが
「住育学校」「木の住まい教室」「ジャパトラ」です。
住宅造り80%以上で「機械乾燥木材&輸入木材」が使用されています。
「自然乾燥木材&国産木材」は「それを取り扱う材木屋さんが少ない」ので
その使用は中々できません。
「自然乾燥木材&国産木材」は「機械乾燥木材&輸入木材」よりツヤや香り
吸放出性があることと共に長持ちをします。
その長持ちする「自然乾燥木材&国産木材」は【機械刻み】は出来ません。
【手刻み】になります。
私は常にビジネスは
「儲かる・儲からないの基準より、いい・悪いの判断が大切」と考えてきました。
造り手(建築業界)にとって「儲かる・儲からない」の基準より
住まい手にとって「いい・悪い」をしっかり伝えていきたいと考えています。
古材や古民家の市場創造の時も「そりゃ無理」と言われましたがコツコツの継続で
参入障壁高いビジネスに仕上げることが出来ました。
理念共有して頂けた方に
「地域密着型の永遠なる右肩上がりのビジネス」をお渡しすることが出来ています。
「技術ある大工・工務店さんを元気にする!山と材木屋さんを元気にする」
それこそが「持続可能な循環型建築社会」を創り上げ
「地域活性化」に繋がり「未来の子ども達の為になる」と確信しています。
【全国行脚】また今年1年「全力で」走り抜けます。