市場創造の手法
平成28年6月3日公布の宅地建物取引業法の一部を改正する法律の中で
既存住宅売買時にインスペクションの実施業者の紹介をおこない
インスペクションの結果は重要事項説明時に買主に対して説明することが求められています。
これは既存住宅の質の不安を解消し、活発な流通を促す目的です。
売買時のインスペクションの実施は
建築士で既存住宅状況調査技術者資格を持つものが当たりますが
伝統構法においてその調査項目だけでは不十分な内容となってしまいます。
本資格は伝統構法に特化した調査内容を学び
伝統構法のインスペクション調査を実施するための資格です。
この資格の成否は「資格者の人数」です。
1年で「1000名を超えるか?」です。
「古民家鑑定士」「伝統再築士」が根付いたのはやはり「資格者の人数」です。
今回の8会場で「200名以上の有資格者」が誕生します。
今年12月には「1000名以上の有資格者」は誕生しそうです。
古民家のインスペクションとしてのこの資格は「根付く」と思います。
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