今週10日に【伝統再築士】の講習が行われます。
現在の建築基準法は「在来工法」「大壁造り」を想定しています。
これは
「ハウスメーカー」(大量生産)で安定的な構造を推進しており
「伝統構法」「真壁造り」はそれには不向きであり
現在の「耐震基準」「省エネ基準」などは当に「ハウスメーカー」向きに作られていきます。
技術ある「中小工務店」さんにとって得意なことは「手間を掛けて造り上げる」ことです。
「伝統構法」「真壁造り」を原点として
「耐震基準」「省エネ基準」を考えて行くことがいいのではないか?
ハウスメーカーの得意な基準は【知識】としてしっかり学び
【伝統再築士】を学びそれを元に【知恵】を住宅造りに活かすことが
技術ある「中小工務店」さんらしい住宅造りになると考えます。
【伝統再築士】は伝統構法に於けるリフォームの基準を示す講習です。
今年1回目、初回ですからまだまだこれから進化する講習です。
【建築基準法】の進化は大学の先生等の実験であり、数字が元になります。
しかし【伝統再築士】の進化は技術ある「中小工務店」さんの【知恵】になります。
私達で新しい時代を造り上げる・・・・未来の子ども達の為に。