今日は七夕です。
昨日はいろいろなことがありました。
まずは・・・ギリシャの国民投票
この短期間でよく国民投票の実施が準備できたものですが、
古代ギリシャのアテネでは重要決定は
市民全員参加での多数決によって決定されたとされ
このあたりの伝統も受け継がれているのでしょうね。
今回のギリシャの国民投票は、
EUが提案した財政緊縮策を拒否したことになります。
年金カットなど厳しい緊縮改革案を受けないという選択です。
EU提案の金融支援プログラムは終了となります。
しかし、チプラス首相は
「民主主義が不安と脅しに打ち勝った。窮状からの出口へとつながる」
と言い
てEUとの交渉を有利にさせたいとの腹づもりです。
EUからの支援がなければ7月20日の
ECBに対する約35億ユーロの返済も不可能となります。
ECBからの資金供給でかろうじて生きながらえているギリシャの銀行が
これで完全に資金繰りに窮することも予想され
政府による年金等の支払いも不可能となり、ユーロ離脱の選択肢が台頭します。
ユーロ離脱となれば、統一通貨のユーロは使うことが出来ず、
あらたな通貨を発行せざるを得ません。
ギリシャ国内にはユーロに代わる紙幣を印刷する輪転機がなく、
通貨を発券する能力はありません。
ギリシャは茨の道を選択したことになるのでが
今回の件はギリシャと日本との国民性と違いを感じます。
韓国・北朝鮮も日本との国民性の違いを感じます。
「世界遺産登録」の件も、「拉致問題」の件も
新聞報道では
自己都合であまり約束とか仁義とは考えない国のように思います。
しかし・・ひょっとしたら
「日本人が曖昧な表現する国民性」なのかもしれません。
それぞれ
「そんなもの」と理解して付き合わないと大変なことになります(笑)
海外に行くと「常識」が異なります。
日本の常識を押し付けるのでなく、その土地の常識に馴染むことが必要なんでしょうね。
追伸
女子W杯サッカーのアメリカ優勝でその選手たちが「お母さん」が多かったことびっくりでした。
選手の子ども達が多く優勝表彰の後に出てきました。いい光景でした。
これも「その国の常識」で「日本は遅れていること」感じました。