熊本で大きな地震が起こりました。
被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。
日本は「地震国家」です。
1981年「新耐震基準」は制定され住宅の耐震化が進んでいます。
不思議なこと・・・繰り返される大きな地震
地震国日本で何故1981年以前の住宅には地震が想定されていなかったのか?
それは1950年に出来た「建築基準法には大きな地震があることは想定しなかった」からです。
この法律は「日本が作ったのではなくアメリカ(GHQ)」が策定しました。
1952年(サンフランシスコ講和条約前)ですから
日本はまだ独立していなかったのです。
地震に強い家・これで大丈夫!!と言われて「何度もその基準は改正」されています。
建築基準法が出来てから66年、新耐震基準から35年。
大きな地震が来るたびに変わる基準です。
まだまだ・・・これから変わると思われる基準。
地震国家日本だから「変わることなき基準」を持つ必要があるのではないかと思います。