先日ある経営者の方に
『経営理念はどう考えるべきでしょうか?』と質問されました。
『経営理念 = 社長理念』です。
「まずしっくりする経営者の方の真似をしたらいいんじゃないですか?
そして『腹に落ちるまで経営理念を考え』続けて進化していくもの」だと思っています。
幾度の困難を超えてきてようやく、自分自身の心の中がわかってくるのだと思います。
「大ぼら3兄弟」ソフトバンクの株主総会での発言です。
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孫社長
2010年に発表した「新30年ビジョン」では、
時価総額で世界のトップ10に入るとしていた。
何としても実現させる。これを私の大ぼらにさせていただきたい。
永守取締役
今日はソフトバンクの総会だから、私の大ぼらは、
わが社の株を買った方に、日本電産の総会でじっくりと申し上げたい。
孫さんの大ぼらを実現させるよう、一生懸命サポートするのが私の役目だ。
柳井取締役
孫さんが本当にやるときは、
今日のように冷静に、静かに話をする。目がすわってくる。
ただ、ほらがほらで終わらないためには会社が潰れず、
継続することが大事。今までは数兆円の勝負だったが、
これからは何十兆円の勝負をしてグーグルやアップルを超えなければならない。
この10年間、何回も「これで大丈夫か」と思うことがあったが、
今後10年間はもっと大きく成長する。失敗してもいいが、継続できるようにお願いしたい。
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日本、いえ世界を代表する大社長が大ぼらを大真面目に語ったのです。
経営者は「楽観的に計画し、悲観的に実行するべき」と言われます。
常に本気で大ぼらを大いに語ることの出来る人になりたい・・・そう思っています。