「今年の冬は寒いよ。
寒いから、きちんと下着を着なさいよ」
「はい、わかりました」
と言います。
しかし多くの場合
実際に寒くなってみないと そうしないんです。
本当に寒くなってきた頃は
「寒すぎる」感じで、もう風邪を引いている。
「はい、わかりました」
と言っている時点では暖かいからしょうがないんです。
まだ「見えない」ときに
「どう準備するか?」そこにビジネスの大事があります。
日本の景気は減速します。
これは「今年・来年ではない」かもしれませんが
「東京オリンピック後」は減速します。
その主な原因は「人口減」です。
「一億総生産」で女性・高齢者の活躍があっても
その景気の減速が緩和されることはありますが
成長することは難しいと考えるのが当然です。
2030年に「インバウンド(海外の来日)が6000万人)」
出来ると景気は成長させることが出来るかもしれません。
景気は上がったり下がったりしますが
「問題はそのπ(市場)が小さくなる可能性が高い」ということです。
「国内市場」をターゲットにしている企業は
日本国内での陣取り合戦に敗れると事業は縮小します。
・日本以外で市場をつくる
・他同業種に打ち勝つ
・新しい事業をつくる
・付加価値をつけて利益を出す
これをやらない企業は
「先は寒くなる」
と考えて準備するのが正しい選択だと思います。