2011年3月、東日本大震災の少し前に岩手県で
『循環型建築社会の市場創造には【住育】をやるのがいいと思う』
そんな意見を菊池古民家再生協会理事長にお話されて初めて
「住育」を真剣に考え始めました。
「住育」を調べると商標の件から難しいことがわかり「住教育」を始めました。
2012年一般社団法人住まい教育推進協会から【住育検定】を発売
その市場創造をスタートさせています。
その後「住教育カード」を作成して「住教育インストラクター」を認定してその推進を始めています。
その住まい手(消費者)活動は時間は掛かりますが着実に『古民家再生という市場』を掴んでいきました。
13年という歳月が長いと感じるか?短いと感じるか?はそれぞれですが
私は今振り返ると「あっという間」に気がします。
住教育という市場は、
住宅は単なる「住む場所」ではなく、
ライフスタイルや資産形成、防災・環境への配慮といった要素を含むため、
正しい知識が求められるからです。
住教育が進めば、
空き家の利活用やリノベーションの理解が深まり、地方創生にもつながります。
リフォーム、中古住宅市場の拡大に伴い、正しい住宅知識を求める人が増えています。
SDGsの観点からも、環境配慮型の住まい方が注目されているのです。
「より良い住まいの選択」ができる社会が実現すれば、
持続可能な住宅市場にもつながると考えています。