岐阜県白川村の白川郷で
世界文化遺産に登録されている合掌造り集落の
火災に備えた一斉放水訓練がありました。
紅葉に彩られた山々を背景に、かやぶき屋根を越えて
高さ約30メートルまで達した水が放物線を描き、
水しぶきが晩秋の集落を包んでいます。
白川郷には大小114棟の合掌造り家屋があります。
燃えやすいかやぶき屋根を火災から守るため、
集落に59の放水銃を設置。
地元消防団と住民が年1回、訓練と点検のため放水しています。
白川郷が宿泊施設として許可されているのは
この「防火設備」があるからで、
この「消防訓練も観光にする」のは凄い!!
集落にサイレンが鳴り響いて放水が始まると、
見晴らしの良い高台に集まった観光客からは
「高い」「奇麗」と歓声が上がったそうです。