商売繁盛の神様で考える

海津市は日帰りが多くお金が落ちないんです・・・。
そんな意見を頂きました。

海津市には年間参拝者数は約200万人の
商売繁盛の神様千代保稲荷神社(おちょぼ稲荷)があり
特に月末から月初めの「月越参り」は多くの参拝者で賑わいます。
参道に約120軒の店が軒を連ね夜通し参拝客で賑わいます。

そのイメージが強いんでしょうね。
海津市に泊まって頂いて、日帰りで
「名古屋へ」「伊勢神宮へ」「大阪へ」そういうイメージが湧かないんだと思います。
おちょぼ稲荷はキラーコンテンツなんですが
それに頼ってしまっている・・・・・

羽根谷だんだん公園は川遊びが出来て
キャンプやBBQ、愛犬とのドッグランがあり
益々「日帰り(キャンプではお金が落ちない)」になっています

ですから「宿泊施設はゼロ」
空き家が多い地域ですから1棟貸し民泊で活かせば地域は変えられます。
まずはみなさんで「空き家を宿にしていきませんか?」

海津市職員さん向け勉強会、
空き家アドバイザー会員向け勉強会を開催させて頂きました。

職員さん向けには
「ローカルマネージメント法人※」をつくること
会員さん向けには
「空き家課題解決は地域の価値」を上げること
この2点をお話しさせて頂きました。
空き家を活用することを推進するチームが出来ればいいのです。
空き家アドバイザー協議会が
「空き家を売って商売したい」「空き家をリフォームして稼ぎたい」
それは「商売繁盛」ではなく「守銭奴」であり
「人口減少の海津市を元気にしたい」と活動することが大事なんです。
私たちは「利益第二主義」でいきましょう。

儲け(=商売)は本業でやってください。
空き家アドバイザー協議会が
「ローカルマネージメント法人」になること大事なんです。

※ローカルマネージメント法人とは
社会性(地域課題解決)と経済性(事業経営や地域経済の好循環)の
両立を図りつつ日常生活サービスの提供を
横断的かつ長期的に担う民間の事業実施主体